医師会の仕事

1-6.医事・医療保健−廃棄物


廃棄物担当の仕事

 1970(昭和45)年廃棄物処理法の制定(清掃法の全面改訂)以来、何回も改正・改定が行われてきました。2022(令和4)年6月に廃棄物処理法に基づく感染性廃棄物処理マニュアルが改定されました。現在、廃棄物処理法において、医療関係機関等から生じる感染性産業廃棄物は特別管理産業廃棄物とされており、密閉した容器での収集運搬、感染性を失わせる処分方法等が処理基準として定められています。

 廃棄物処理法は罰則規定も厳しく、過去には甚大な環境汚染を引き起こした違法投棄の事例もあります。運用についてはややこしい面もあり、法改正・通達などあれば、適時、本会員の方への周知を行い、法の趣旨の理解と適正な廃棄物処理の推進を進めていきたいと考えております。

 会員の皆様の一助となれば幸いです。

(2022年8月:担当理事 澤田 宏子)